入退院を繰り返し、いつも、経過がよくなくて
予定日よりも入院が長引いていた父。
今回はなんと、一日早く退院することに♡
よかったなぁ。
今回は入院中もすごく元気だった。
弱っていく父の顔を見るのが辛くて、病院に行けないって言ってたくんくんも
お見舞いに行くたびに
よかったなぁ、顔色いいなぁ、元気そうやった!
と繰り返し、言っていた。
本当によかったね!
くんくん、二人でがんばって福井まで行ってよかったね!
今年の夏から、父が入院して抗がん剤の治療を続けていました。
ガンが大きすぎて、手術は無理とのお医者の判断で。
父や母は、人のことを一生懸命するまじめで優しい性格。
苦労もたくさんある人生だった。
両方の親の介護も大変で、終わったとたん
二人とも狭心症で入院したこともあった。
体や気持ちにいっぱい負担がかかっていたのが
今、現れている。
私も大きな病気をして、数年間大変でした。
病院では治らないと言われている病気で
すぐに大学病院で治療してくださいって言われた。
たくさんのお薬と病院に通う人生。
でも治っている人もわずかだけど、いるのを知った。
じゃあ、私も治るはず。
治らないって言っている病院に通う道は選ぶのをやめて
人間の治癒力のすごさを知った。
だから、父や母にも
「お医者さんのいうことだけが全てじゃないよ」
「いろんな選択肢があるんだよ」
って伝えてきたけど、親は親の信じている世界がある。
信じている世界が表面に起こるだけ。
強い言葉を父や母にぶつけてしまったり
感情的になって悲しくなったりするたびに
一人になって思うのは、いつも同じ一つのこと。
家族であっても、私たちはちがう生き物だってこと。
当たり前なんだけど、
家族だと、大事な友達だと、それを忘れちゃう時がある。
「元気でいてほしい」
その思いが強すぎて
感情に巻き込まれてしまう。
私たちは、お互い、ちがう存在。
ちがう命の動きがある。
いろんなことを体験して、
学んで、信じて、
またそれを、ある時、更新して。
命は
自分が生きるために
幸せでいるために
精一杯で生きてきて
そうして今がある。
今、ここに一緒にいれる。
相手の命を尊重しよう。
自分の気持ちも尊重しよう。
話しても、話しても、噛み合わないことも多かったけど
いつもそれで知るのは、
家族がどれだけお互いのことを大事に思っているか
それだけだった。
形は違っても、言葉はすれ違っても
まっすぐに
私たちは何を伝え合っているかを感じたら
あなたは私にとって
こんなに大好きで大切な存在なの
元気で幸せでいてほしい
それだけ。
本当に、それだけなんだよね。

長くなっちゃった、続けます。