小鳥のきりりA6       「ハガキ」☆

リシケシで宿泊していたのは、シバナンダアシュラムという流派のヨガのゲストハウスでした。

 洗面所のバケツと手おけを使って朝一番に洗濯をし、そのあと、歩いて5分ほどのカフェに朝ごはんを食べに行くというのが、遠出をしない日のおきまりのコースになっていました。

インドに着いて三日目の朝、不思議なことがありました。

いつものように洗面所でTシャツやブラウス、タオルなどを洗濯し、ビショビショになった洗面台の上を、持ってきた雑巾代わりのハンドタオルできれいに拭き取ってから、干しに行きました。

そしてバケツを片付けに洗面所に戻った時、何かが目に入り、ハッとしました。

さっきはなかったものが洗面台の上にあるのです。

それは2つに折りたたんだ、ハガキでした。

洗面ボールの右側の石でできたスペースの真ん中に、まるでメッセージカードのようにきちんと置かれています。

なんでこんなものが?

数分前まで、なかったのに?!

手に取ってみると、それは夫宛に送られたお酒屋さんからの案内のハガキでした。でもなぜ、そんなものがここに?

普通に考えたら、カバンの中に紛れ込んでいて、何かの拍子にそこに落ちたのでは?ということがあるかもしれません。

でも、荷物は最大限軽くするために、ガイドブックのいらないところは切り取ったり、これでもかというくらい、余分なものはメモ用紙一枚入れないようにしていたので、日本からそんなものを持ってきたはずがない。

それに、そのお酒屋さんはもう数年前にお店を辞めて今はないし、そんなハガキが家に保存してあったとも思えません。

洗面所入り口のすぐ横ですが、部屋には鍵をかけていて、誰も入ることはできません。

一体どういうこと??

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