小鳥のきりりB4    「奇妙な鳴き声」☆

赤ちゃんインコはだんだん、自分でエサも食べられるようになりました。

羽も生え揃い、尾っぽも長くなってきたので、ケースから鳥カゴに移すと上手に止まり木に止まっています。

そんなある朝、きりちゃんがおかしな鳴き声を発しました。

いつもの高めの、ピュルルルとか、ピィとかいう声よりもっと低い声で、

「ギリチョン」「ギリチョン」

と繰り返しています。

あらぁ、変な声。どうしたんだろう?

そして、午後からは

「ギリチョン、ジューチュキ、ギリチョン、ジューチュキ」

と鳴くようになったのです。

「なんだろう、可愛くない鳴き声だなぁ」

でも、一所懸命聞いていると、

「あ! わかった! きりちゃん、だーいすき、って言ってるんやね!」

私が毎日言っている言葉を、きりちゃんは真似をし始めたのでした。

セキセイインコ、特に男の子はおしゃべり好きで言葉を覚える子が多いのです。

この奇妙なフレーズは、次の日には

「キリチョン、ジュワィスキ」となり、

また次の日には、はっきりわかる日本語で

「きりちゃん、だーいすき!」と言えるようになりました。


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